【2024年6月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

左上にアジサイ、右下に6月のカレンダー Myポートフォリオ

日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として定期的に公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

スポンサーリンク

ポートフォリオ各企業の投資成績

私の日本株投資ポートフォリオにおける6月中の各社の投資評価額推移について、以下の表に示します。

※6月中に購入した銘柄については今回は計算に入れていません。6月中に売却した銘柄については確定した損益を計算に入れています。

コード企業名5月末評価額6月末評価額6月評価額増減
1780ヤマウラ¥131,700¥133,600+1.4%
1928積水ハウス¥353,200¥356,300+0.9%
2685アダストリア¥362,000¥363,500+0.4%
2768双日¥410,400¥390,900-4.8%
2914JT¥445,200¥434,800-2.3%
3150グリムス6/18 購入
3381ソフトクリエイトHD¥199,200¥198,100-0.6%
3480ジェイ・エス・ビー¥277,400¥320,000+15.4%
3771システムリサーチ6/27 購入
3924ランドコンピュータ¥413,000¥411,500-0.4%
3964オークネット¥235,300¥275,200+17.0%
4202ダイセル¥317,400¥308,400-2.8%
4595ミズホメディー¥344,000¥324,400-5.7%
4792山田コンサルティンググループ¥190,700¥208,100+9.1%
5334日本特殊陶業¥472,600¥467,000-1.2%
5393ニチアス¥475,500¥472,000-0.7%
6062チャーム・ケア・コーポレーション¥154,600¥153,500-0.7%
6490日本ピラー工業¥523,000¥537,000+2.7%
6535アイモバイル6/13 購入・6/26 売却
6777santecHD¥690,000¥867,000+25.7%
7272ヤマハ発動機¥766,000¥744,500-2.8%
7605フジ・コーポレーション¥185,200¥222,000+19.9%
7745エー・アンド・デイ¥291,200¥295,300+1.4%
7818トランザクション¥187,200¥193,300+3.3%
7970信越ポリマー¥151,900¥150,800-0.7%
8308りそなHD¥108,400¥106,400-1.8%
8593三菱HCキャピタル¥208,000¥212,400+2.1%
9384内外トランスライン¥512,400¥571,200+11.5%
9744メイテック¥312,300¥325,800+4.3%
9769学究社¥208,700¥213,900+2.5%
確定損益-\21,600(アイモバイル)
ポートフォリオ全体¥8,926,500¥9,660,000+8.2%
(参考) TOPIX2772.492809.63+1.3%
※各企業の2024年5月終値、2024年6月末終値から算出

6月の投資成績については、ポートフォリオ全体で8.2%のプラスで終えられました。これは、日本株全体を網羅する指標であるTOPIXの6月中の増減率1.3%のプラスを上回っており、日本株全体に分散投資するよりも良い成績を挙げられたことが分かります。

6月中の売買について

6月中の売買についてですが、購入した銘柄が3銘柄、売却した銘柄が1銘柄となっています。

6月購入・売却銘柄

  • グリムス(3150):6/18に100株購入。

グリムスは、中小企業・家庭向けに太陽光発電設備や蓄電池などを販売する事業や、太陽光発電所の建設・運営事業を行っている企業です。購入した理由としては以下を挙げます。

グリムスの購入理由
  • 2024年3月期決算時点でROEが30%越え営業利益率17%越えの高収益性
  • 10年間赤字・減配なし
  • PERも13倍台とやや割安な株価水準
  • システムリサーチ(3771):6/28に100株購入。

システムリサーチは、トヨタグループを主な顧客として持つソフトウエア開発・システム構築・運用を行う企業です。多様な企業と手を組んで、顧客要望に応じてカスタマイズしたソフトウエア・システムを提供しています。購入した理由としては以下を挙げます。

システムリサーチの購入理由
  • 2024年3月期決算時点でROEが20%越え営業利益率11%越えの高収益性
  • 10年間赤字・減配なし
  • PERも12倍台と割安な株価水準
  • アイモバイル(6535):6/13 400株購入・6/26 400株売却。

アイモバイルは、ふるさと納税を行えるポータルサイト「ふるなび」を運営する事業や、インターネット広告事業を展開する企業です。購入した理由としては以下を挙げます。

アイモバイルの購入理由
  • 2023年7月期決算時点でROEが17%越え営業利益率21%越えの高収益性
  • 10年間赤字なし
  • PERも11倍台と割安な株価水準
  • ポイント還元制度を活用したふるさと納税事業における高いシェア

一方で、2024年6月25日総務省からふるさと納税について、「2025年10月からポイント等を付与するポータルサイトを通じて寄付を募集することを禁止する」発表がなされました。アイモバイルは、高いポイント還元率を誇る「ふるなび」関連のコンシューマ事業を主力としており、営業利益の9割近くをこの事業で稼ぎだしています。

引用元:株式会社アイモバイル 2024年7月期第3四半期決算説明資料

そのため、この発表による今後の成長鈍化は免れないと判断し、6月26日に持ち株全て売却しました。

ポートフォリオ内上昇率・下落率ランキング

私の投資ポートフォリオ内で6月に上昇・下落の大きかった銘柄のTOP3を以下に紹介します。

ポートフォリオ上昇率TOP3

6月上昇率TOP3
  • 第1位:santecHD(6777) 6月上昇率:+25.7%
  • 第2位:フジ・コーポレーション(7605) 6月上昇率:+19.9%
  • 第3位:オークネット(3964) 6月上昇率:+17.0%

上昇率1位は、santec HDがランクインしています。光ファイバー通信に必要な光学部品や、光測定器といったニッチな市場で強みを持つ企業であるため、半導体関連銘柄の一角として注目を集めているようです。

上昇率2位は、フジ・コーポレーションがランクインしました。タイヤ・ホイールといった車用品の店舗・通信販売を行っている企業で、やや好調な6月の月次売上高を材料に上昇したようです。

上昇率3位はオークネットが入りました。中古車やバイク・ブランド品に至るまでのネットオークションを運営する企業です。こちらはこれといった材料はありませんでしたが、上昇基調を継続しています。

ポートフォリオ下落率TOP3

6月下落率TOP3
  • 第1位:ミズホメディー(4595) 6月下落率-5.7%
  • 第2位:双日(2768) 6月上昇率:-4.8%
  • 第3位:ヤマハ発動機 6月上昇率:-2.8%

6月下落率トップに顔を出したのは、ミズホメディー(4595)でした。1対2の株式分割を実施していますが、株価への上昇要因としての働きは薄く、軟調な値動きでした。

下落率2位は、双日(2768)となりました。PERも未だ10倍以下と割安な水準ではありますが、6月まで順調に上昇し続けてきたこともありいったん調整に入ったと考えます。

下落率3位は、ヤマハ発動機(7272)でした。トヨタ自動車をはじめとした自動車メーカーでの認証不正問題による製品出荷停止の影響をみて、売りが入った可能性があります。

まとめ

今回の記事では、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオについて、6月の投資成績を公開しました。6月中においては、日本株全体の指標であるTOPIXを上回る好調な成績を挙げられたため、今後も継続してアウトパフォームできるように継続していきたいところです。

一方で、アイモバイルのふるさと納税制度の変更に対する影響は大きく、今後の成長への影響を考慮して損切りすることになったのは失敗でした。