【2025年2月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

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日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の2月中の評価額増減とともに紹介します。2月中の保有株の売却による確定損益も含めて計算していますが、2月中に購入した株は計算に入れていません。

コード企業名1月末
評価額
2月末
評価額
2月
上昇率
1780ヤマウラ¥124,900¥128,700+3.0%
1928積水ハウス¥358,300¥339,000-5.4%
2685アダストリア¥332,500¥290,100-12.8%
2768双日¥320,200¥328,500+2.6%
3150グリムス¥234,400¥218,900-6.6%
3480ジェイ・エス・ビー¥319,500¥320,500+0.3%
3771システムリサーチ¥162,800¥161,300-0.9%
3924ランドコンピュータ¥195,900¥201,300+2.8%
3964オークネット¥263,300¥244,100-7.3%
4202ダイセル¥137,800¥129,600-6.0%
4595ミズホメディー¥151,500¥144,000-5.0%
4792山田コンサルティンググループ¥191,800¥171,900-10.4%
5105TOYO TIRE2/21 100株購入
5334日本特殊陶業¥514,100¥439,200-14.6%
6062チャーム・ケア¥128,300¥122,100-4.8%
6083ERI HD¥460,400¥473,400+2.8%
6254野村マイクロサイエンス¥260,900¥269,600+3.3%
6432竹内製作所¥1,092,000¥1,026,000-6.0%
6490PILLAR¥425,000¥350,000-17.6%
6777santecHD¥616,000¥548,000-11.0%
7272ヤマハ発動機¥391,200¥369,000-5.7%
7745A&DホロンHD¥191,100¥198,000+3.6%
8117中央自動車工業¥460,500¥488,500+6.1%
8308りそなHD¥115,900¥116,400+0.4%
8593三菱HCキャピタル¥206,900¥202,000-2.4%
9384内外トランスライン
(2/12 100株売却)
¥262,900¥245,000-6.8%
9621建設技術研究所¥265,900¥233,900-12.0%
9744メイテック¥301,600¥295,950-1.9%
9769学究社¥207,300¥204,000-1.6%
確定損益-¥2,900(内外トランスライン 100株)
ポートフォリオ全体¥8,692,900¥8,256,050-5.0%
TOPIX2792.12682.1-3.9%

2025年2月の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は、‐5.0%の下落と非常に厳しい結果になりました。一方で日本株全体の株価指標であるTOPIXについては、2月中は-3.9%の下落となっており、今月は、TOPIXを下回るパフォーマンスとなってしまいました

2月中の日本の株式市場は方向感に欠ける展開が続きながらも、アメリカのトランプ大統領の関税政策に対する発表が出るたびに大きく反応する展開になったと感じます。主なトランプ関税のニュースとその翌営業日の日経平均株価の動きを以下に示します。

  • 2/1 カナダ・メキシコに対し追加関税をかける大統領令に署名 ⇒ 2/3 日経平均2.6%下落
  • 2/13 貿易相手国に対しての相互関税の導入を指示⇒ 2/14 日経平均0.8%下落
  • 2/27 カナダ・メキシコへの追加関税を3/4に発動する発言 ⇒ 2/28 日経平均2.9%下落

2月28日の株価下落により、日経平均株価は昨年12月から鉄壁だった38000円のラインを割り込んで下落してしまったため、下落トレンドに入ってしまうのか今後の動向から目が離せないですね。

ポートフォリオの銘柄構成比率

2025年2月末時点の日本株ポートフォリオの銘柄構成比率としては以下のようになっています。2月に売却した内外トランスラインの比率が下がり、新たに購入したTOYO TIREがポートフォリオに入りました。

2025年2月末時点での日本株ポートフォリオの銘柄比率

2025年2月の売買銘柄

2月中の株式の売買内容について紹介します。2月は相場が乱調だったこともあり、購入が1銘柄、売却が1銘柄と動きは少なめに抑えました。

2月中の購入銘柄について

2025年2月は新規にTOYO TIRE(5105)を100株購入しました。

TOYO TIRE(5105)

トラックの大型タイヤの写真

TOYO TIREは、大型車向けのタイヤ製品に強みを持っているゴム製品メーカーです。大型車の比率が高い北米での売上比率が高い特徴を持っています。この企業は、2/14に2024年12月期の決算を発表し、売上高の過去最高更新や来期増配予想を発表するなど業績の好調さがうかがえます。

その他購入した理由としては以下を挙げます。

TOYO TIRE(5105) 購入理由
  • PER7倍台、PBR0.8倍と非常に割安な株価水準と5%近い配当利回りの高さ
  • 2024年12月期時点で営業利益率16.6%、ROE17.2%の高収益体質
  • タイヤ原料との関連が強い原油価格の下落による収益性改善への期待

2月中の売却銘柄について

2025年2月は、内外トランスラインの保有株の半分である100株を売却しました。

内外トランスライン(9384):2/12に100株を売却

コンテナを乗せた貨物船の写真

内外トランスラインは、国際間の貨物輸送サービスを行っている企業です。多数の顧客からの小口荷物をまとめて貨物船で運ぶ海上混載輸送において業界トップを走る企業です。

2/10に2024年12月期本決算を発表し、前期比で純利益3.7%増と成長を見せたものの、来期は12%の減益予想と厳しい状況を見通しています。来期は営業利益率も10%のラインの予想となってきていることもあり、保有している半分を売却しました。

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

表彰台と金メダル・銀メダル・銅メダルの粘土細工

続いて、2025年2月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3をそれぞれ紹介します。

2月上昇率TOP3の銘柄

上昇する株価チャートを見つめる3つの人形

2025年2月にポートフォリオ内で上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

2月上昇率TOP3
  • 第1位:中央自動車工業(8117) 2月上昇率:6.1%
  • 第2位:A&Dホロン(7745) 2月上昇率:3.6%
  • 第3位:野村マイクロサイエンス(6245) 2月上昇率:3.3%

上昇率1位:中央自動車工業(8117)

2月の上昇率トップとなった銘柄は、中央自動車工業(8117)でした。カーコーティング剤やアルコール検知器など自動車関連用品や自動車補修部品の販売を行っている企業です。高付加価値のコーティング剤や販売網の広さを生かし、高い収益性を確保し続けています。

2/12に2025年3月期の第3四半期決算を発表、前年同期比で売上高2.9%増、純利益7.3%増と好調な業績を維持していることが示され、株価が素直に反応し上昇したとみています。

上昇率2位:A&Dホロン(7745)

上昇率の2位となったのは、A&Dホロンでした。半導体製造工程で使われる電子ビーム装置をはじめ、血圧計などの医療用機器や計測機器に強みを持っている企業です。

2月7日に2025年3月期の第3四半期決算を発表、半導体関連製品や計測・計量機器の需要が伸び、前年同期比で売上高8.2%増、純利益9.7%増と好調な業績を示しました。この決算内容が好感され、株価の上昇につながったとみています。

上昇率3位:野村マイクロサイエンス(6245)

上昇率の3位にランクインしたのは、野村マイクロサイエンスでした。半導体製造工程で欠かせない超純水という不純物の極めて少ない水を製造する装置を主力製品とする水処理装置メーカーです。

2/10に2025年3月期の通期業績の上方修正を発表、従来予想から売上高9.1%増、純利益11.6%増となり、売上高・営業利益ともに過去最高を更新する見込みであることを示しました。このニュースに反応し、翌日の株価はストップ高を付ける上昇を見せました。

2月下落率TOP3の銘柄

株価下落チャートを見つめる人形

一方で、2月にポートフォリオ内で下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つでした。

2月下落率TOP3
  • 第1位:PILLAR(6490)   2月下落率:-17.6%
  • 第2位:日本特殊陶業(5334) 2月下落率:-14.6%
  • 第3位:アダストリア(2685) 2月下落率:-12.8%

下落率1位:PILLAR(6490)

下落率トップに顔を出した銘柄は、PILLARでした。工場などの配管からの漏れを防ぐシール部品や、クリーンさが求められる半導体製造分野や医療分野で使われる樹脂製の継手やポンプに強みを持つ企業です。

2月6日に2025年3月期の第3四半期決算にて、通期業績について従来予想から売上高8.1%減、純利益11.1%減となる下方修正を発表しました。こちらのニュースがネガティブなサプライズと受け止められ、株価が下落を続けているとみています。

下落率2位:日本特殊陶業(5334)

下落率の2位に入ったのは、日本特殊陶業でした。自動車に使われるスパークプラグや排ガスセンサで世界シェアNo.1を誇る自動車部品メーカーです。

1/31に2025年3月期の第3四半期決算を発表、前年同期比で売上高6.5%増、純利益9.0%増と好調な業績を示したものの、投資家から期待されているラインには届かなかったのか、翌営業日に大幅な株価の下落で反応し、2月中はこのまま下落傾向が続いたと考えられます。

下落率3位:アダストリア(2685)

下落率の3位となったのは、アダストリアでした。GLOBAL WORKnico and …をはじめとした数々のブランドを持つアパレル企業です。近年は飲食業にもビジネスを展開し力を入れています。

2/4に月次売上高を公表し、3か月ぶりに月次売上高前年比でマイナスとなったことが嫌気され、株価の下落につながったとみています。

これまでの月次投資成績の振り返り

昨年6月から今年2月までの月別投資成績を、日本株全体の参考指標であるTOPIXと併せて以下のグラフに示します。2月は、半導体関連や自動車関連銘柄の株価下落が目立ち、TOPIXを1.1%下回る成績となりました。これで月別ではTOPIXに5勝4敗となっています。

また、通算成績については引き続きTOPIXを上回っている状態です。

2024年6月から2025年2月までのポートフォリオとTOPIXの月別投資成績の比較のグラフ

まとめ

今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの2025年2月中の投資成績について紹介しました。2月はポートフォリオ全体で確定した利益を含めて-5.0%の下落率と非常に厳しい成績となりました。

一方で、同期間のTOPIXは-3.0%の下落に抑えられており、今月はTOPIXを下回る成績となってしまいました。

3月は、引き続きアメリカの関税政策を中心に市場が揺れ動く中、日本の株式市場が下落トレンドに入ってしまうのか、それとも持ち直すことができるのか見極める重要な月になりそうですね。