【2024年10月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

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日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の10月中の評価額増減とともに紹介します。10月中の保有株の売却による確定損益も含めて計算しています。

コード企業名9月末評価額10月末評価額10月騰落率
1780ヤマウラ¥115,800¥119,100+2.85%
1928積水ハウス¥397,400¥371,600-6.49%
2685アダストリア¥333,500¥353,500+6.00%
2768双日¥336,500¥315,700-6.18%
2914JT¥417,900¥428,100+2.44%
3150グリムス¥283,100¥262,300-7.35%
3480ジェイ・エス・ビー¥281,700¥272,200-3.37%
3771システムリサーチ100株売却
3924ランドコンピュータ
(100株売却)
¥465,000¥442,800-4.77%
3964オークネット¥243,000¥239,100-1.60%
4202ダイセル
(100株売却)
¥133,250¥136,200+2.21%
4595ミズホメディー
(100株売却)
¥162,200¥166,300+2.53%
4792山田コンサルティンググループ¥225,100¥211,200-6.18%
5334日本特殊陶業¥399,500¥439,000+9.89%
5393ニチアス¥569,000¥553,100-2.79%
6062チャーム・ケア・コーポレーション¥137,400¥125,500-8.66%
6432竹内製作所¥884,000¥965,000+9.16%
6490PILLAR¥415,000¥432,000+4.10%
6777santecHD¥595,000¥565,000-5.04%
7272ヤマハ発動機
(200株売却)
¥384,000¥406,200+5.78%
7605フジ・コーポレーション¥203,200¥182,700-10.09%
7745A&DホロンHD¥211,100¥223,300+5.78%
7818トランザクション¥233,000¥246,800+5.92%
7970信越ポリマー¥155,000¥159,600+2.97%
8308りそなHD¥99,760¥102,000+2.25%
8593三菱HCキャピタル¥202,100¥206,100+1.98%
9384内外トランスライン¥583,800¥558,400-4.35%
9744メイテック¥317,100¥293,850-7.33%
9769学究社¥194,300¥189,400-2.52%
確定損益+¥27,670
ポートフォリオ全体¥8,977,710¥8,966,050-0.13%
TOPIX2645.942695.51+1.87%
※ポートフォリオの各企業の2024年9月末終値、2024年10月末終値から算出。

10月中の日本株ポートフォリオ全体の騰落率は、-0.13%の微減という結果になりました。一方で、日本株全体の株価指標であるTOPIXを見てみると、10月中に+1.87%の上昇を見せており、10月はTOPIXを下回るパフォーマンスとなってしまいました。

日本の衆議院総選挙における与党の予想外の苦戦ぶりを警戒して、リスクヘッジで少し売却した分が裏目に出てしまった格好です。

ポートフォリオ全体の銘柄の構成比率としては以下のようになっています。10月中も高いパフォーマンスを見せてくれた建設機械メーカの竹内製作所が最も高い比率を占めている状態です。

10月中の売買内容について

青色・黄色・赤色のふせんにそれぞれBuy・Hold・Sellの文字が書かれている

私の10月中の株式の売買内容について紹介します。10月は、リスクヘッジのために5銘柄の売却を行い現金比率を増やしました。

10月中の売却銘柄について

10月に売却した銘柄は以下の通りです。

  • システムリサーチ(3771):保有100株すべてを売却。(10/17)
  • ランドコンピュータ(3924):保有700株のうち、100株だけ売却。(10/25)
  • ダイセル(4202):保有200株のうち、半分の100株を売却。(10/25)
  • ミズホメディー(4595):保有200株の内、半分の100株を売却。(10/25)
  • ヤマハ発動機(7272):保有500株の内、200株を売却。

このうち、システムリサーチ(3771)とミズホメディー(4595)に関しては、含み損の状態が続いていたため、損切りして仕切りなおす形になりました。

ほかのランドコンピュータ(3924)、ダイセル(4202)、ヤマハ発動機(7272)については、含み益が出ていましたが、以下のリスク要因のヘッジのために保有株式の一部を売却しました。

日本株のリスク要因
  • 日本の衆議院総選挙における自民党の過半数割れによる政治不安
  • 続出する日本企業の中間決算における通期業績の下方修正
  • 11月のアメリカ大統領選の不透明感

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

続いて、10月中にポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3を紹介します。

10月上昇率TOP3

10月のポートフォリオ内の上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つです。

10月上昇率TOP3
  • 第1位:日本特殊陶業(5334)  10月上昇率:+9.9%
  • 第2位:竹内製作所(6432)  10月上昇率:+9.2%
  • 第3位:トランザクション(7818) 10月上昇率:+5.9%

10月の上昇率トップに輝いた銘柄は、日本特殊陶業でした。この企業は自動車に使われるスパークプラグや排ガスセンサで世界シェアNo.1を誇る自動車部品メーカーです。近年のEV化に向けた動きは逆風になりますが、半導体関連部品医療用機器にも強みを持っており、成長を続けています。

10月30日に通期業績の上方修正を発表する好決算を発表しており、円安環境における好業績を見込んだ決算期待の買いが入ったことで、株価が上昇したと考えています。

上昇率の2位となったのは、竹内製作所でした。ミニショベルなどの小型の建設機械を製品に持つ建設機械メーカーです。顧客のニーズにこたえる高品質かつコンパクトな建設機械を武器に、海外での売り上げを伸ばしています。

10月10日に通期業績を上方修正する好決算と自社株買いを発表しており、この決算内容が好感されて株価が上昇したとみています。

上昇率の3位にランクインしたのは、9月の上昇率トップにもなっていたトランザクションでした。環境に配慮したエコバックや、アクリルスタンドなどのいわゆる「推し活」グッズを製造販売しています。デザイン性の高いオリジナルグッズを短納期で提供できる強みを持っています。

10月15日に2024年度8月期決算を発表。来期も引き続き増収増益を予想しており、2円の増配も発表しました。この決算内容が好感されて、素直に買いが入ったとみています。

10月下落率TOP3

一方で、10月に下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つです。

10月下落率TOP3
  • 第1位:フジ・コーポレーション(7605)   10月下落率:-10.1%
  • 第2位:チャーム・ケア・コーポレーション(6062)  10月下落率:-8.7%
  • 第3位:グリムス(3150) 10月下落率:-7.4%

下落率トップとなった銘柄は、フジ・コーポレーションでした。「タイヤ&ホイール館フジ」を展開するカー用品の小売企業です。実店舗と通販の双方向の販売チャネルを駆使したタイヤホイールの販売に強みを持っています。

10月9日に9月の月次売上実績を発表し、前年同月比約10%の売り上げ増となったものの、期待には届かなかったのか、9月に続いて株価は下落基調が続いています。

下落率の2位にランクインしたのは、チャーム・ケア・コーポレーションです。首都圏と近畿地方を中心に介護付き有料老人ホームを展開する企業です。満足度の高い高価格帯の老人ホームの展開に力を入れており、業績を伸ばしています。

10月17日に韓国の大手損害保険会社と同社初の海外企業との提携を発表しましたが、株価に対するインパクトは薄く、下落基調が続きました。

下落率の3位に顔を出したのは、グリムスでした。中小企業・家庭向けに太陽光発電設備や蓄電池などを販売する事業や、太陽光発電所を建設・運営する事業を行っている企業です。

この企業は10月中に目立ったニュースはありませんでしたが、10月上旬まで株価の上昇が続いていたこともあり、株価が調整する局面に入ったと考えています。

これまでの月別投資成績の振り返り

2024年6月から10月までの月別投資成績を、参考指標のTOPIXと併せて以下のグラフに示します。10月はTOPIXを1.8%以上も下回る成績となってしまいました。月別ではTOPIXに2勝3敗と負け越していますが、通算成績ではいまだTOPIXを上回っている状態です。

2024年6月からの日本株ポートフォリオとTOPIXの月別投資成績を比較する棒グラフ

まとめ

今回の記事では、日本の個別株への投資の参考として、当ブログ運営者である私の日本株投資ポートフォリオの10月中の投資成績について紹介しました。10月はポートフォリオ全体で-0.1%とほぼ横ばいの成績となりました。一方で同期間のTOPIXは1.8%上昇しており、TOPIXを下回る成績となってしまいました。11月は、国内では中間決算シーズンが本格化し、海外ではアメリカ大統領選挙と先が読みにくい展開が続きそうです。