今後の人生のために自分の資産を増やしていきたいとお考えの方も多いと思います。資産運用を始めるなら、「株式投資」がオススメです。私も2020年から株式投資をはじめ、着実に資産を増やし続けていくことができています。
そこで、今回は投資歴4年の私が、どうやって投資を始めていけばいいのかについて、詳しく紹介していきたいと思います。今まで投資になじみがなかった方も、この記事を読めば投資の始め方がわかります。ぜひ参考にしてみてください。
いろんな投資の選択肢:最初は株式投資がオススメ
まずは投資を始めるにあたって、どういった投資があるのか紹介します。主な投資方法は以下の4つがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。

株式投資は,日本円の価値が下がっているときに強みを発揮します。日本円の価値が下がると、その分株価は上がる傾向にあるため、日本円の価値の上下動の影響を相殺できるというわけです。さらに、NISA制度を活用すれば、株式投資で得た利益に税金がかからないというメリットまであります。(通常は、株式投資で得た利益に対して一律で20.315%の税金がかかります。)
一方で株式投資は、銀行への貯金や債券投資よりもリスクがあるといわれており、2020年のコロナショックや2008年のリーマンショック時には、投資家の多くが損失を抱えたのも事実です。
しかし、こういった特徴を持つ投資商品は株式投資以外にはなく、なるべくリスクを抑えながらも将来の資産を増やすにはうってつけの投資方法なので、「株式投資」を始めることを私はオススメします。
株式投資の始め方:証券口座を開設しよう

ここまでで株式投資に興味を持っていただけた方に、株式投資の始め方について解説します。
証券口座+NISA口座を開設する
まずは、株式取引を行うための証券口座を開設しましょう。オススメは、「SBI証券」か「楽天証券」です。この2つの証券会社は、取引手数料が最安クラスなので、余計な出費がかからずに済みます。以下のリンクから各証券会社での証券口座の開設が進められます。
No.1ネット証券ではじめよう!株デビューするならSBI証券
【楽天証券】<期間限定>最大20,700ポイントキャンペーン
何に投資すればいいの?:インデックス投資信託につみたて投資がオススメ!

株式取引の準備ができたら、これから投資を始めるうえで何から購入していいのか迷うと思います。まずは、「つみたてNISAで投資信託購入を少額から始める」ことがオススメです。いきなり大きな金額で投資していくのは怖いという方も多いと思いますので、少しずつ始めていきましょう。
投資信託というのは、「証券会社のプロにお金を預け、商品内容に合わせて代わりに分散投資してもらう」ということです。
投資信託には様々な商品がありますが、オススメなのは日経平均株価など市場平均に投資する「インデックス型投資信託」です。なぜなら、市場平均であるインデックスを上回る投資成績をあげ続けることは、投資のプロでも至難の業。株式投資の名著として有名な書籍にも、以下の記述があります。
スタンダード&プアーズ社は、毎年S&P平均に関する様々な指数と積極(アクティブ)運用されている株式投信のパフォーマンスを比較して公表している。過去五年間を見ると、積極運用ファンドの四分の三以上はそのベンチマーク指数に負けていることがわかる。どの年の結果も似たようなものだ。 (中略) 市場平均のパフォーマンスは「月並み」ではない。平均的なプロのマネジャーたちよりも、常に優れているのだ。
引用元:「ウォール街のランダム・ウォーカー」 バートン・マルキール著 第7章より抜粋
このことからも、多くのプロ投資家の投資成績を長期にわたって上回る、インデックス型投資信託をオススメします。次はインデックス型投資信託のどれを選んで投資するのが良いのか、解説していきます。
インデックス型投資信託:全世界株式・S&P500がオススメ!

インデックス型投資信託の中では、「三菱UFJーeMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」か「三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の購入がオススメです。この2つの商品で採用しているインデックスは長期にわたり、あらゆる投資信託の投資成績を上回ってきた実績があります。
これからの世界の経済成長の波に乗って皆さんの資産を増やしてくれる可能性が高く、手数料も最安クラスです。それぞれ紹介します。
三菱UFJーeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

全世界の株式に分散投資するインデックス型投資信託の商品です。特徴としては以下の通りです。
全世界株式の名の通り、世界中の国の株式に分散投資できる商品です。国別の投資比率については、各国の成長性に合わせて決められています。アメリカが投資比率の60%ほどを占めており、日本・イギリスなどの先進国だけでなく、中国やインドといった新興国にも幅広く投資します。
気になる投資成績についてですが、1年で「+35%」、5年で「+143%」と優秀な投資成績を上げています。(※ 2024年10月25日現在 出典:eMAXIS Slim 全世界株式 HPより)
この優秀な投資成績と、全世界への分散投資による低リスク化がこの商品をオススメする魅力です。
三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

もう一つのオススメが、米国の優良企業500社に分散投資するこの商品です。特徴としては以下の通りです。
国の成長率を表すGDPという指標で、1872年から堂々の1位になり続けている米国の企業に分散投資できるのが魅力です。投資先の企業には、アップルやアマゾン、マイクロソフトなど皆さんも名前を聞いたことのがあるような有名な企業が名を連ねています。
気になる投資成績については、1年で「+40%」、5年で「188%」と優秀な投資成績を上げています。(※2024年10月25日現在 出典:eMAXIS Slim 全米株式(S&P500) HPより)
安定しながらも高いリターンを長期的に得られるのがオススメポイントです。
全世界株式とS&P500どっちが良いの?
紹介した2つのインデックス型投資信託のどちらを選べばいいのか迷ってしまう方もいると思います。その場合は以下のどっちに自分が近いか考えて、決めてみることをオススメします。
- これからもアメリカが世界No.1の経済大国だと思う → S&P500
- これからはアメリカ以外の国が世界No.1になると思う → 全世界株式
つみたてNISAで投資信託を購入する方法は?
早速つみたてNISAでインデックス型投資信託を購入してみたいという方は、それぞれ以下のサイトの手順に従って、無理のない金額からつみたてNISAを始めてみましょう。
まとめ:証券口座を開設してインデックス投資から始めよう!

今回は、初めての投資として株式投資をオススメする理由と、おすすめの投資先としてインデックス型投資信託を紹介しました。株式投資を始める流れをおさらいすると、以下の通りです。
- SBI証券 or 楽天証券で証券口座(NISA口座)を開設する
- 投資したいインデックス型投資信託を選ぶ (全世界株式 or S&P500 がオススメ!)
- 積み立てNISA枠を使い、無理のない範囲でインデックス型投資信託の積み立て購入を設定
これで皆さんも株式投資を通じた資産形成の第一歩を踏み出せたはずです。これから自分の資産を着実に増やして経済的自由への道を進んでいきましょう!
おまけ:もっと投資について学びたい方へ
今回の内容を見て、こう思った方もいるかもしれません。

インデックス型投資信託に積み立て購入の設定をして終わりだとつまらない・・
そういった方のために、今後このブログでは私もメインで取り組んでいる「個別株投資」について紹介していきたいと思います。自分で選んだ企業の株でリターンを得るのも面白みがあります。興味があれば、ぜひのぞいて行ってもらえると嬉しいです。