【2024年最新】PC大容量データ移行方法徹底比較

IT

今使っているパソコンもそろそろ買い替え時・・、どうやってデータを移そう?

もしもの時に大事なデータが消えたりしないか心配・・

 現代においてはもっとも重要な資産といっても良い、皆さんの写真や動画、書類などのデータ。常に安全かつスピーディに移動できるように保管しておきたいですよね。大容量のデータのバックアップ・保管を行うなら、「Google Drive」の利用が最もおすすめです。

 私も新しいパソコンに買い替えて、古いパソコンを下取りに出す際にデータの移行方法に悩みましたが、「Google Drive」を利用することで、お金をかけずにスムーズにデータを移すことができました。

 そこで今回は、現役エンジニアの観点から、2024年2月時点でのPCデータをバックアップ・保管する方法についてまとめ、比較・解説していきます。この記事を読めば、皆さんそれぞれの事情に合わせた最適なデータのバックアップ方法がわかります。

スポンサーリンク

大容量データ移行方法:無料で済ませたいならクラウドストレージ!

パソコンから様々なファイルを記録媒体や、クラウド、他のパソコンに送るイメージ

 PCデータをバックアップする方法は、大きく分けて2つあります。私は、バックアップにかかるコストと労力の面を考えてクラウドストレージを利用することをオススメします。

  • 記録媒体に保存する:USB・HDD・SSDなどにデータを移す
  • クラウドストレージに保存する:インターネットを経由してサービス業者のサーバにデータを移す

 データのバックアップに記録媒体を使う場合の特徴としては、

記録媒体を使うメリット
  • ネット環境がない場所でもデータを移動できる
記録媒体を使うデメリット
  • 記録媒体を用意するお金がかかる
  • 記録媒体とつなげる動作が面倒くさい
  • 記録媒体にも寿命があるので、壊れたらデータが消える

もう一方のクラウドストレージをバックアップに使う場合の特徴としては、

クラウドストレージを使うメリット
  • バックアップするデータの容量が少なければ、無料でデータを移動・保管しておける
  • PCにデータを保存しておく必要がないので、PCの動きがサクサクに
  • 保管した大事なデータが消えてしまう心配もなし
クラウドストレージを使うデメリット
  • ネット環境がないとデータの移動ができない
  • クラウドストレージのサービスがいろいろあって迷う

ここからは、記録媒体に使う場合と、クラウドストレージを使う場合に分けて解説していきます。

記録媒体を使う方法:ネット環境がないときはコレ!

ノートパソコンにUSBを挿している写真

 記録媒体にデータを移行する場合、以下の選択肢があります。保存したいデータの容量と費用をもとに選んでみてください。

USBメモリ外付けHDD外付けSSD
保存容量~1TB~16TB~4TB
読み書き速度500~1000MB/秒150~625MB/秒500~1000MB/秒
1TB品の価格¥2,500~¥4,000~¥8,000~
平均寿命1~3年3~5年5年
出典:どっちを選ぶ?HDDとSSDの違い!寿命や速度を徹底比較

クラウドストレージでデータ移行:Google Driveがイチオシ

パソコンやスマホ・タブレットとクラウドサーバがつながっているイメージ

 ネット環境さえ整っていれば、クラウドストレージのサービスを使ってデータ移行することをオススメします。小容量までなら無料で利用でき、セキュリティも万全なので、もしもの時のデータのバックアップ先としても優秀です。中でもおすすめのクラウドストレージサービス3つを紹介します。

Google DriveOneDriveDropbox
無料プラン
保存容量
15GB5GB5GB
有料プラン
最大容量と価格
2TB1TB3TB
有料プラン
1TBあたり価格
7,800¥14,900¥8,800

Google Drive:無料で大容量データを移行したい方に

 Googleが提供しているクラウドストレージサービスが「Google Drive」です。Googleアカウントを作成すれば、無料で15GBの容量のデータを保存しておけます。これはほかのサービスにはない特徴です。

Google Driveのおすすめポイント
  • Google製品との相性がいい (スプレッドシートやGoogle ドキュメント)
  • 15GBまで無料で保存できる

以下リンクからGoogle Driveを利用できます。

⇒ Google Drive

OneDrive:WordやExcel、パワポをよく使う方に

 Microsoftから提供されているクラウドストレージサービスが「OneDrive」です。無料で5GBまでデータを保存できます。無料で利用できるMicrosoft365を使えば、クラウド上でWord、Excelファイルの編集ができる点も魅力です。

OneDriveのオススメポイント
  • Word、Excelをクラウド上で利用できるので便利

以下リンクからOneDriveを利用開始できます。

⇒ OneDrive

Dropbox:多人数でファイル共有作業をしたい方に

 Dropbox inc.が提供しているクラウドストレージサービス。特徴として、ファイル同期機能に優れており、クラウド上のファイルを複数人で編集したい場合に非常に便利。また、有料プランを利用すれば最大3TBものデータを保存しておくことができるため、保存するデータが増えても安心です。

Dropboxのオススメポイント
  • ファイル共有機能で常に最新のデータを複数人で共有できる
  • 有料プランを利用すれば最大3TBまでのデータ保存が可能に

以下リンクから、Dropboxを利用開始できます。

⇒ Dropbox

まとめ:無料で済ませたいならGoogle Driveで!

  今回はパソコンの買い替えなどに伴うデータ移行方法についてまとめて紹介しました。皆さんの状況に合わせて、以下のように選択することをオススメします。

  • 15GB以下のデータを移行したい方 → Google Drive
  • 15GB以上のデータを移行したい、WordやExcel、Powerpointをよく使う方 → OneDrive
  • 2TB以上の大容量のデータを移行したい方 → Dropbox
  • ネット環境がないPCのデータを移行したい → HDD/SSDやUSBメモリ

今回の記事の内容を参考に、データ移行に悩まされないPCライフを送れることを願っています。