【2024年9月】ポートフォリオ・投資成績を公開!

9月のカレンダーと落ち葉 Myポートフォリオ

日本企業の個別株に投資している当ブログ運営者である私の投資ポートフォリオの状況と投資成績について、参考情報として毎月公開していきます。興味があれば、ぜひ参考にしてみてください。

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ポートフォリオ概況

私の日本株ポートフォリオの最新状況について、各銘柄の9月中の評価額増減とともに紹介します。

コード企業名8月末評価額9月末評価額9月騰落率
1780ヤマウラ¥119,100¥115,800-2.77%
1928積水ハウス¥375,400¥397,400+5.86%
2685アダストリア¥361,000¥333,500-7.62%
2768双日¥347,500¥336,500-3.17%
2914JT¥420,300¥417,900-0.57%
3150グリムス¥267,600¥283,100+5.79%
3480ジェイ・エス・ビー¥308,000¥281,700-8.54%
3771システムリサーチ¥142,400¥142,000-0.28%
3924ランドコンピュータ¥533,400¥542,500+1.71%
3964オークネット¥239,700¥243,000+1.38%
4202ダイセル¥260,900¥266,500+2.15%
4595ミズホメディー¥319,600¥324,400+1.50%
4792山田コンサルティンググループ¥242,900¥225,100-7.33%
5334日本特殊陶業¥430,200¥399,500-7.14%
5393ニチアス¥566,000¥569,000+0.53%
6062チャーム・ケア・コーポレーション¥149,100¥137,400-7.85%
6432竹内製作所¥860,000¥884,000+2.79%
6490PILLAR¥434,500¥415,000-4.49%
6777santecHD¥702,000¥595,000-15.24%
7272ヤマハ発動機¥633,500¥640,000+1.03%
7605フジ・コーポレーション¥221,000¥203,200-8.05%
7745A&DホロンHD¥251,400¥211,100-16.03%
7818トランザクション¥198,500¥233,000+17.38%
7970信越ポリマー¥156,200¥155,000-0.77%
8308りそなHD¥103,050¥99,760-3.19%
8593三菱HCキャピタル¥209,700¥202,100-3.62%
9384内外トランスライン¥541,800¥583,800+7.75%
9744メイテック¥343,800¥317,100-7.77%
9769学究社¥202,100¥194,300-3.86%
確定損益なし
ポートフォリオ全体¥9,940,650¥9,749,060-1.93%
TOPIX2712.632645.94-2.46%
※ポートフォリオの各企業の2024年8月末終値、2024年9月末終値から算出。

9月も波乱続きの難しい相場が続き、上昇した銘柄が11銘柄下落した銘柄が18銘柄と下落した銘柄の方が多い結果となりました。ポートフォリオ全体では1.93%の下落となりましたが、日本株全体の指標であるTOPIXが9月中に2.46%下落したことを考えれば、まずまず良い成績だったと捉えています。

ポートフォリオの各銘柄の構成比を以下のグラフに示します。ポートフォリオの最も多くを占めていたsantec HDが下落したことで比率が少なくなり、8月の急落時に購入した竹内製作所が最も大きい比率を占める状態になりました。

※2024年9月30日現在の株価から作成

9月中の売買内容について

9月は、以下の重要な経済イベントが重なる難しい相場だったため、購入・売却はなしで様子見モードでした。

9月の重要経済イベント
  • 9/17-18:米国 FOMC 0.5%の大幅利下げ決定
  • 9/27:日本 自民党総裁選 緊縮財政派の石破茂議員が総裁選を勝利

ポートフォリオ銘柄 上昇率・下落率ランキング

続いて、ポートフォリオ内で特に上昇率・下落率の高かった銘柄のTOP3を紹介します。

9月上昇率TOP3

9月のポートフォリオ内の上昇率が高かった銘柄TOP3は以下の3つです。

9月の上昇率TOP3銘柄
  • 第1位:トランザクション(7818)  9月上昇率:+17.4%
  • 第2位:内外トランスライン(9384) 9月上昇率:+7.8%
  • 第3位:積水ハウス(1928)   9月上昇率:+5.9%

9月の上昇率トップ銘柄は、トランザクションでした。この企業は環境に配慮したエコバックやタンブラーのほか、アクリルスタンドなどのいわゆる「推し活」グッズを製造販売しています。顧客の要望を叶えたデザイン性の高いオリジナルグッズを短納期で提供できる強みを持っています。9月中は特に大きなニュースはありませんでしたが、円安が一服し内需株に買いが入り始めたことが影響して株価が上昇したと考えています。

上昇率の2位となったのは、内外トランスラインでした。国際貨物輸送事業を手掛ける企業で、特に複数の顧客の荷物を1つのコンテナに詰めて船で輸送する海上混載輸送に強みを持っています。この企業も9月中に目立ったニュースはありませんでしたが、コンテナ運賃が上昇傾向にあり、業績にプラスにはたらくことを期待する買いが入っていると想定しています。

上昇率の3位にランクインしたのは、積水ハウスでした。新築戸建て住宅を建設して提供するハウスメーカーです。近年は国内だけでなく米国での市場拡大に非常に力を入れているのが特徴です。9月5日に中間決算を発表し、米国での住宅市場の好調さを背景に今期の経常利益を5.5%上方修正しました。この決算内容が好感され、買いが入ったとみています。

9月下落率TOP3

一方で、9月に下落率が高かった銘柄TOP3は以下の3つです。

9月下落率TOP3
  • 第1位:A&DホロンHD(7745)   9月下落率:-16.0%
  • 第2位:santecHD(6777)  9月下落率:-15.2%
  • 第3位:ジェイ・エス・ビー(6432) 8月下落率:-8.5%

下落率トップの銘柄は、A&DホロンHDでした。半導体製造工程で使われる電子ビーム装置をはじめ、血圧計などの医療用機器や計測機器に強みを持っている企業です。半導体関連企業ということで期待を集め急速に株価が上昇してきた側面があるため、8月から引き続き調整局面にいると捉えています。

下落率の2位にランクインしたのはsantecHDでした。光ファイバー通信に必要な光学部品や、光測定器といったニッチな市場で強みを持つ製品を持っている企業です。特に9月中に目立ったニュースはありませんでしたが、7月まで株価が急上昇を続けていたこともあり、未だ調整局面にいるとみています。

下落率の3位となったのは、ジェイ・エス・ビーでした。学生向けの賃貸マンションというユニークな市場で高いシェアを誇る不動産企業です。こちらの企業も9月中に特にニュースはありませんでしたが、これから日本の金利が上がり、住宅ローン金利が上昇することが不動産企業の業績にマイナスに働くとみられ下落したと考えています。

これまでの月別投資成績の振り返り

このブログに毎月のポートフォリオの投資成績を公開し始めた2024年6月から9月までの月別投資成績を、参考指標のTOPIXと併せて以下のグラフに示します。9月は3か月ぶりにTOPIXを上回る成績で終えられました。月別ではTOPIXに2勝2敗、通算成績ではTOPIXを上回っている状態です

ブログ運営者のポートフォリオとTOPIXの月別投資成績を比較する棒グラフ

まとめ

今回の記事では、日本株への投資ポートフォリオの参考として、当ブログ運営者である私の実際の投資銘柄と、9月中の投資成績について紹介しました。9月はポートフォリオ全体で1.9%の下落となりましたが、同期間のTOPIXは2.4%下落しており、TOPIXは上回る成績を挙げられました。10月は国内では石破茂総理大臣をトップとした新政権が発足するため、引き続き難しい相場が続くとみています。