【投資スキルアップ】株式投資に役立つ資格5選を紹介！

株式投資を始めてから、もっと投資する企業を分析するスキルを身に着けてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、株式投資を行う上で役に立つ資格を5つピックアップして難易度順に紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

証券外務員　難易度：★☆☆☆☆

証券外務員は、金融商品の業務や証券市場の基礎知識について問われる金融機関で働く方には必須となる資格です。主な特徴としては以下が挙げられます。

証券外務員の資格を取得するメリットとしては、銀行や証券会社といった企業への就職・転職においてアピールポイントになります。株式投資についていえば、経済・金融に関する知識が学べるだけでなく、デリバティブ取引や信用取引といった、ハイリスクハイリターンの投資手法について深く知れます。

FP技能士　難易度：★★☆☆☆

2つ目に紹介するFP(ファイナンシャルプランニング)技能士は、お金にまつわる幅広い知識を身に着けるのにぴったりの国家資格です。特徴としては以下が挙げられます。

FP技能士の資格を取得するメリットとしては、学ぶ対象が幅広く年金制度や税金の計算方法など身近なものについても学ぶため、学んだことをすぐに日常生活に生かせます。株式投資についていえば、銘柄分析で使用するPER・ROEといった指標や、経済動向を表す指標について知れます。

日商簿記　難易度：★★★☆☆

3つ目に紹介する資格が日商(日本商工会議所)簿記です。企業の財政状態を表す財務諸表の作成方法や読み方を身に着けることができます。主な特徴としては以下が挙げられます。

日商簿記の資格を取得するメリットとしては、就職・転職時のアピールポイントとしても役立つだけでなく、フリーランスや副業を始めた際に確定申告を行うための帳簿作成に役立ちます。株式投資についていえば、投資対象としている企業の財務諸表を読んで分析することができるので、投資を一歩有利に進められます。

証券アナリスト　難易度：★★★★☆

証券アナリストは、株式や債券などの金融商品に関する分析を行い、投資判断を行うプロフェッショナルの証となる資格です。その特徴としては以下が挙げられます。

証券アナリストの資格取得を目指すメリットとして、金融機関や証券会社で働く方々に並ぶレベルの高度な専門知識を得られます。また、銀行や保険会社、証券会社などの金融機関への就職・転職において専門家レベルの知識を持っていることを示す強力なアピールポイントとしても役立ちます。株式投資においては、専門家レベルの企業分析・財務分析ができるだけでなく、金融市場の流れを読む力を駆使してプロ級の投資成績につなげられます。

中小企業診断士　難易度：★★★★★

中小企業診断士は、中小企業の経営における課題を診断・助言を行う専門家になれる資格です。企業の経営戦略や財務管理、マーケティングや法務といった分野の知識が身につきます。この資格の特徴としては以下が挙げられます。

中小企業診断士の資格取得を目指すメリットとしては、会計士・税理士事務所への就職・転職において抜群のアピールポイントになるだけでなく、経営コンサルタントとして独立・開業できる道が開けるのも魅力になります。株式投資についていえば、企業をあらゆる方向から分析できるようになることで、企業の持っている潜在的価値を正確に見積もることができ、優れた投資パフォーマンスにつなげられます。

まとめ：資格取得を通じて株式投資もスキルアップ！

今回は、株式投資についてもっと学びたい方におすすめする株式投資に役立つ資格5選をピックアップして解説しました。それぞれの資格について一覧表にまとめると以下のようになります。

資格	難易度	合格率	勉強時間目安
証券外務員	★☆☆☆☆	70%(1種)・70%(2種)	～100時間
FP技能士	★★☆☆☆	50%(2級)・80%(3級)	～300時間(2級)
日商簿記	★★★☆☆	35%(2級)・40%(3級)	～150時間(2級)
証券アナリスト	★★★★☆	50%	～200時間
中小企業診断士	★★★★★	5%	～1000時間

株式投資をより有利に進めるために、今回紹介した資格取得に向けて勉強することを通じて、経済知識や、投資先を分析するスキルを身に着けるのも良いかもしれません。